リボーンの動画制作メイキング

おはようございます！
Web担当の日高慎哉です！

昨日は今回リボーンアワードで
新しく取り入れた技術
3Dのことについて書かせていただきました

リボーンアワードの動画に出てくるあれはこうやって作った！

 

今回は
3Dの延長線上にあるのですが

もう一つの新しい取り組み
実写合成という技術です

 

数々の名シーン!?は
全てこのような
グリーンバックの前で
撮影を行っています！

 

このグリーンの箇所が
合成する時に
切り取られて

その切り取られた箇所に
別の写真や動画を
配置することで
違う空間にいるように見せます

 

Zoomとかで
背景を変えるのと
同じです！

Zoomで背景を変える時に
グリーンバックではなくても
背景が変えられるのは

おそらく
人を認識するAIが
入ってるので

グリーンバックではなくても
背景が変更できるように
なっているかと思います

 

こうして合成したものが
こちら

【切り抜き前】

【合成後】

 

【切り抜き前】

【合成後】

 

【切り抜き前】

 

【合成後】

 

【切り抜き前】

【合成後】

シーンによって
3Dに見えない箇所が
あるのですが

これは撮影時点で
そのシーンは
どのぐらい明るさの場所なのか⁉︎

という想定をして
撮影してなかったのかが
原因です

 

明るさは
後で修正が出来ません

なので合成する背景と
撮影した動画の
明るさのギャップが

違和感を
出してしまいました

 

そこが
今回大きな学びになりました

 

そして今回は
ただの合成ではなく
3Dを使って作成してます

 

なぜわざわざ
時間のかかる3Dに
挑戦したのか⁉︎

 

それは…

出場者の撮影できる
タイミングが1日しかないから！

 

今回のリボーンの出場者は
全員、県外の方です

動画は
出場者全員にセリフがあり
役割のある動画です

全員が集まれて
撮影できるタイミングは
1日だけ！

 

その時に全てを
撮影しておく必要があります

そうなってくると
ロケに行ったり
再撮影する時間もありません

 

今回、発表者が
集まる時点で
動画の大筋のシナリオはできてましたが

先ほど書いたように
どんな場所で
どんな明るさで・・・

みたいな細かい想定は
できてませんでした

 

通常の合成だったら
背景などを決めておいて

背景に合わせて
動画を撮ったり

逆に撮影した動画に合わせて
背景を探すか⁉︎

ということになるのですが
シチュエーションが
想定できていないので

このやり方は難しい

 

ならば
撮影した後に
柔軟に変更できる方良い

・・であれば
3Dの空間だったら
どのように撮影しても

ある程度
融通が効くんじゃないか？

ということで
3D空間を使い

動画を作ることにしました

 

まあ、これが
かなり首を絞める結果には
なりました（笑）

奥が深すぎて深すぎて

時間あれば
なんぼでもやってしまいます(笑)

 

3Dの空間なので
どこにカメラを配置して
どの場所で撮影するか？

など自由に決めれます

 

なので
例えばこのシーン

 

これも合成です

【切り抜き前】

 

こんな足元のアップだって
合成できます

僕だけ盛り上がって
説明わかりづらいかも知れないので
もう一つだけ

昨日ご紹介させていただいた
名役者の山縣さん

このシーン

例えばこのシーンでいうと
元々の動画はこちらです

加工後の動画には
この山縣さんの背景に

悪魔と部屋の背景が合成されてます

山縣さんのすぐ後ろに
悪魔が配置され

その後ろに部屋の背景が
配置されてます

↓こういうことです
※黄色の三角はカメラの位置です

この配置によって奥にあるものが
カメラのボケ感などが
変わってきます

 

ということで
今回手に入れた
技術の収穫は非常に大きかったです

大変でしたが・・・

来年がまた楽しみです！

乞うご期待！

それでは
また明日！