おはようございます!
IT担当の日高慎哉です!
ネタ探しにYahooニュースを見ていると
次の首相になってほしいランキングとか
好きな女性政治家ランキング
みたいなニュースをよく見かけます
内容を見ると
第3位○○さん35票
え?
35票?
そんなんでランキング出していいんか?
という票数
このニュースを見て
ランキングだけ見た人は
あの人人気なんだと思い
そんなに自分の意思もなければ
ニュースの影響で
私もあの人に!
みたいなことになることも
あるかもしれません
この辺のニュースを見ると
アンケートを500人を
対象にしたらしいのですが
どこの500人を対象にしたのかも
明記されてません
極端
自民党の身内や
○○派といういうような偏りが出る人に
アンケートをとったのかもしれません
そうすると
結果は大きく変わってきます
ちなみに
このアンケート500人から
集めたらしいのですが
その人数自体は
どうなのか?
というところなのですが
ちょっと前に
データアナリティクスという
勉強をしてた時に習ったことで言うと
まずは対象者が
どれだけいるか?
今回の場合
投票権がある日本の人
と考えた場合
約1億人が対象者です
↑これを母集団(母集団)と言います
そして次に考えるのが
アンケートの誤差です
アンケートの中には
正しく得られない回答もあると思います
それをどこまで
許せるか?でアンケートの
対象が変わってきます
5%なのか?10%なのか?
これは
アンケートの重要度により
正確な回答が欲しいのか?
そんなに重要でもないのか?
ただ、あまりにも
誤差があるようなアンケートは
よくないと思うので
10%程度にとどめておくのが
良いと言われます
と言うことで
必要な母集団に対して
必要なアンケート数は
下記のようになります
母集団 | ±3% | ±5% | ±10% |
500 | 345 | 220 | 80 |
1,000 | 525 | 285 | 90 |
3,000 | 810 | 350 | 100 |
5,000 | 910 | 370 | 100 |
10,000 | 1,000 | 385 | 100 |
100,000 | 1,100 | 400 | 100 |
1,000,000 | 1,100 | 400 | 100 |
10,000,000 | 1,100 | 400 | 100 |
ちなみに
自分で計算されたい方は
サンプルサイズ計算ツールというのがあります
サンプルサイズ計算はこちら
こう見ると
1億人の母集団に対し
誤差10%で良い場合
100人にアンケートを
取れば良いと言う結果になります
なので
人数的には500人アンケートを取れば
誤差も5%以内という
結果になるので
このアンケートは
人数的には十分にOK
ただ
誰にどのようにアンケートを
とったのか?
ここが明記されていないので
信用度にありません
ランキングなどを見るときは
どこで誰からとった
内容なのかをきちんと確認してから
その内容が正しく信用できるものなのか?
をチェックしましょう!
真面目なこと書くと
疲れるなぁ・・・(笑)
それでは
また明日!