おはようございます!
AI・Web担当の日高慎哉です!
先日ディズニーとユニバーサルが
画像生成AIの「ミッドジャーニー」を
訴えたというニュースを見かけました
「スター・ウォーズ」「ミニオン」とか
有名キャラが勝手に使われているようで
今回提訴されたそうです
そういえば僕も
ミッドジャーニーで
スターウォーズ実験で作ったことがあるかも…
で今回の話は
画像生成AIの提供会社が
訴えられたのですが
画像生成AIを使用する側の
使い方が問題じゃないと思うところです
たとえば僕が
「スター・ウォーズ」が
大好きすぎて
ミッドジャーニーで
オリジナルの続編っぽい
動画を作ったとします
家でひとりでニヤニヤ見てる分には
まあOKだと思うんです
でも、それを
「めっちゃいい作品できたからみんなに見せたい!」って
気持ちでSNSにアップしちゃったら
これアウトです・・・
これは文化庁がガイドライン
出してくれてるんですが
個人で楽しむだけならOK(私的使用)
ネットにアップするのは「公衆送信」って
扱いになって、権利者の許可が必要
しかも、その画像が既存の作品に似すぎてると
著作権侵害になっちゃう可能性あり
つまり
作ったのはAIかもしれないけど
それをどう使うかは「人間の責任」です
たしかに、AIで生成されたものが
「似てる」のか「参考にしてる」のかって
判断むずかしいですが
でも法律的には
「類似性」=見た目が似てるかどうか
「依拠性」=元の作品を知ってて、それをもとに作ったかどうか
この2つで判断されるらしいです
例えば画像を生成する際に
「ダース・ベイダー」って入れたら
知ってて作ったよね(依拠性)って話になります
じゃあ、もしAIで作った
スター・ウォーズ風の画像を
SNSにアップしたら
ディズニーって本当に訴えてくるの?って
気になるのですが
例えば
アップした画像が
ディズニーにとって好印象を与えたり
メリットがあるものだったら
これを訴えてくるでしょうか?
逆に印象を悪くしたり
不利益が生じる場合
これは訴えてくるでしょう
つまり法的にはアウトでも
訴えるかどうかは
企業の取り方次第ってとこもあるような気がします
ということで
今回の話で感じたのは
AIをどう使うか?っていう
人間側のリテラシーの話だなと思いました
AIが勝手に作ったからOKという話ではなく
自分の意思で作った時点で責任が発生します
なので基本的には
パクリ画像はアウトですが
この画像作って
自分がそこの著作権を持つ側の人間だったら
この画像を作れられてうれしいか?
というのが基準かもですね!
ただもう一回言っておきますが
知っててパクリ画像作ったら
基本的にアウトです!
それでは
また明日!