おはようございます!
AI・Web担当の日高慎哉です!
最近Googleで検索すると
「AI Overviews(AIによる概要)」が
一番上に表示されるようになってます
AIが答えを要約してくれるので
知りたいことがすぐにわかって
検索する人にとってすごく便利になりました
でもメディアを運営する側からすると
これは死活問題
「AIが答えちゃうから
サイトへのアクセスが激減した!」
という声が上がってるようで
Googleを相手取って訴訟を起こす
企業まで現れたようです
訴訟を起こしたのは
米国のメディア企業です
彼らの主張は
AIが記事を要約してしまうおかげで
結果としてアクセスが減ったというものです
サイト運営者は
お金をかけて作った記事を
ユーザーに直接見てもらうことで
広告やサブスクリプションで収益を得ています
サイトに来てもらえなければ
それはただのボランティア
Google側は
「AIのおかげでより質の高いクリックが増えた」
と主張していますが
あるメディアは
「クリック率が89%も落ちた」と報告しています
100あったものが11になった
と考えるとその影響は相当なものだと思います
面白いことに
Google自身のAIであるGeminiに
「AI Overviewsはサイトへのアクセスを減らす?」
と聞くと「はいそのようです」と答えるとか・・・
この流れ僕自身の体験からも
すごく実感があります
AIが答えてくれるから
サイトを訪れなくても良いケースも
多くなったと感じます
ただ先日こういうことを体験しました
先日僕が鼻の手術について
調べていた時のことです
手術の方法や医学的な解説は
AIでも十分に答えてくれます
これは「事実」なので
誰が書いても同じだからです
でも僕が本当に知りたかったのは
「手術って辛くないの?」
という体験者の”生の声”でした
僕の気持ちとしては
手術への不安を取り除きたかったんです
この問いに対してAIの答えはざっくりしていて
僕の不安は解消されませんでした
一方で実際に手術をした人の
ブログ記事を見つけました
そこには何が起きてどう感じたかが
事細かに書かれていました
この2つの文章の決定的な違いは
「頭の中でリアルに想像できるか」どうか
AIの回答では何も想像できなかった
でも実体験の記事は
頭の中で情景が浮かび
結果的に不安は増しました(笑)
ただ僕が本当に知りたい情報は
そこに書いたました
ただここで考えたいことがあります
僕はその体験談を読んで
「役に立ったな〜」と感謝しつつも
そのページを閉じました
いわゆる「読み逃げ(情報泥棒)」です
これではブログを書いた人の
ビジネスにはつながりません
ではどうすれば成果を最大化できたのか?
例えば
その記事を書いていたのが
「自身も過去に鼻の手術で辛い思いをした耳鼻科の先生」
だったらどうでしょう
「あの時の辛い経験を他の人にはさせたくない
だからうちのクリニックでは
患者さんが辛い思いをしないよう
こんな工夫をしています」
こんなストーリーがあれば
僕はその先生を心の底から信頼し
その先生のもとで手術を選ぶと思います
つまり最強の構図はこれです
過去の経験 → 想い → 専門家 → 最高の解決策の提示
この流れが作れれば
AIには絶対に真似できない
自分だけの価値が生まれます
僕も「長時間労働の経験があるから効率化を提供したい」
なんて思ったりしましたが
よく考えたら僕は仕事が好きで
長く働くことに苦痛を感じていませんでした
これでは相手の気持ちがわからないから
本当の共感は生めないことに
今気づいてしまった・・・(笑)
自分の体験から生まれる
「本物の解決策」とは何なのか?
一度見つめ直す必要がありそうです
それでは
また明日!