おはようございます!
AI担当の日高慎哉です!
昨日新しい
ChatGPTのモデルが
リリースされました!
その名も「o1(オーワン)」
※現在課金者のみリリース
今までは
「GPT-4o」というように
GPTが文字の頭についていたのですが
今回のモデルは
それが外れたようです
さて
どのように変わったのでしょうか?
ホームページには
こんなことが書いてあります
※翻訳文そのまま
私たちは、応答する前に思考により多くの時間を費やすように設計された新しい AI モデル シリーズを開発しました。彼らは複雑なタスクを推論し、科学、コーディング、数学の以前のモデルよりも難しい問題を解決できます。
どうやら
ちゃんと考えて
答えてくれるようです
なんか人間みたいですね(笑)
考えずに回答しちゃうのがコレまでのGPT
ちゃんと考えて回答するのがo1
いや
今までも十分考えて
すごい答えを出してくれたとは
思うのですが・・・
というのも
GPTは段階的に考えなきゃいけないことや
なぞなぞみたいな質問に
間違えた回答をするということがありました
なので
その辺の弱点を改良したのが
今回のアップデートのようです
試しに・・・
↓この問題はどうやらコレまでの
GPTでは解けないようです
Q「引くと書いてあるドアを反対側から押すとどうなりますか?」
↑人間の皆様は分かりますか(笑)
答えは引くのを反対から押すと開きますね
では早速
GPT4oから
回答は
「引くと書いてあるドアを反対側から押すと、通常は開かないでしょう。」
ドアは設計上、引く側から開くようになっているので、反対側から押すと動作しないか、壊れてしまう可能性もありますね。
なんかもっともらしい感じで答えました
では
o1
引くと書いてあるドアを反対側から押すと、ドアは開きます。なぜなら、その側からは押して開くように設計されているからです。
このような結果になりました
そしてこのo1なんですが
思考時間というのが
表示されるようになってました
さて別問題のなぞなぞ
Jの隣にいる女性は?
こちらの問題o1に聞いてみました
Jの隣にいる女性は「クイーン」です。
解説:
トランプのカードでは、J(ジャック)の次にQ(クイーン)が続きます。Qは英語で「Queen(女王)」を意味し、女性を表すカードです。そのため、Jの隣にいる女性はクイーンとなります。
お見事!
GPT4oの回答は
「Jの隣にいる女性」という質問は、具体的な文脈がないと答えるのが難しいです。
というように
この辺の精度が上がっているようです
まあ普段使いに
そこまで求めるか?というと
必要ない気がしますが
考えてくれるようなので考えてもらいましょう!
↓コレ実験したんだけど
残念ながら正しい答えしか返ってこなかった・・・
【悲報】 新モデル「OpenAI o1-mini」、アホなことが判明 [pic.twitter.com/9OYVh4Wdyq](http://pic.twitter.com/9OYVh4Wdyq)
— A7|データサイエンティスト目指してる大学院生 (@A7_data) September 12, 2024
それでは
また明日!