おはようございます!
AI・Web担当の日高慎哉です!
AI系のYouTubeを見ていて
上海でインタビューした
女性の話なのですが
彼女には
実際の彼氏がいます
彼氏は忙しくて
なかなか会えない
不満もたまります
普通なら
その不満を本人に
ぶつけるところ
彼女がやったのは
彼氏の声を学習させて
彼氏の分身AIを
作ることでした
夜になると
そのAIに
なんで連絡してくれないの
もっとこうしてほしい
と本人に言いたかった
愚痴や不満をぶつけます
するとAIが彼氏の声で
ごめん
次はこうしたらいいんじゃない
と返してくれます
ここだけ聞くと
不思議な話です
でも面白いのは結果
AIに不満をぶつけることで
気持ちが落ち着き
本物の彼氏には
感情をそのまま
ぶつけなくなった
リアルな彼氏との関係が
むしろ良くなった
とのことでした
AIが彼氏を奪ったわけじゃない
AIが彼氏の代わりに
なったわけでもない
AIが二人の間に入ったことで
本物の二人の関係が
良くなった
ここが
一番気になったところ
AI恋人の話は
これまでも聞きます
でも今回は違います
本物の恋人が
ちゃんといる
そのうえで
恋人のコピーを作っている
本物との関係を壊すためじゃなく
本物との関係を良くするために
コピーを使っている
AIが代替ではなく
人間と人間の間に入る
緩衝材になっています
本人に直接言えば
ケンカになることも
一度AIに話すことで
感情を整理できます
夫婦ゲンカの愚痴を
友達に話す
上司への不満を
同僚に聞いてもらう
今までは第三者の人間が
担っていたものを
本人そっくりのAIが
担い始めた
結構大きな変化
なのかもしれません
そこで思いました
これ会社だったら
どうなるんだろう
自分の上司の
分身AIがいたら
過去の発言
仕事上の判断基準
大切にしている価値観
よく使う言葉・声・話し方
を学習させておく
かなりその上司っぽい
AIができます
部下が悩んだとき
いきなり本人に聞くのではなく
まず分身AIに聞く
この企画について
どう思いますか
なぜこの前
僕の案を却下したんですか
正直この方針に
納得できていません
本人には言いづらい
感情もぶつけられます
単なるAI相談なら
ChatGPTでもできます
でも上司の分身であることに
意味があります
一般論ではなく
その上司が普段
どう考えるかをベースに
返してくれます
こう思ってるからこう答えたとか
こう考えてるみたいな
考えてることもじっくり話せるはず
もちろん本物の本心を
読めるわけじゃありません
これまでのデータから
考えられる仮説
でしかない
それでも
上司は何を考えているのか
全然分からない
から
ひょっとするとこういう理由
まで進められます
分身AIは
相手を理解するための
翻訳機になるかもしれません
会社の人間関係で難しいのは
能力だけじゃありません
なぜ分かってくれないんだ
何でこんな言い方をするんだ
こっちの事情も
考えてほしい
でも上司側にも
事情があります
部下には見えていない
経営全体のこと
大事にしてること
本人しかしてないお客さんとの会話
分身AIがそこを
説明してくれるなら
上司と部下の間に
通訳が一人入るようなもの
24時間相談できる
業務効率化だけじゃなく
人間関係そのものを
助けるAIになる可能性
があります
精度の高い上司AIが
できたら
本人と話さなくても
ある程度仕事が進む
社長ならどう判断する
部長なら何て言う
とAIに聞けば
答えてくれます
ものすごく便利です
でも便利になればなるほど
別の問題が出てきます
本物の本人と
話す必要は
どこに残るんだろう
分身AIは
その人の過去から
作られます
でも人間は
必ずしもその通りに
動きません
昨日まで反対していた人が
やっぱりやってみよう
と言うこともあります
人間は予想を裏切ります
面倒でもあり
面白くもあります
AIが声も見た目も
人間そっくりになれば
分身と本人の境界線は
どんどん曖昧になります
だったら本物の人間と
付き合う理由は何か
予想を裏切ること
変わり続けること
言葉の後ろに本人が
責任を持つこと
そのあたりが
残るのかもしれません
彼氏の分身AIの話を聞いて
恋愛の話だと思っていたのに
最後は人間って何なんだろう
まで考えていました
AIが人間に近づけば近づくほど
逆にそう考えさせられる
僕が一番面白いと思ったのは
そこでした
それでは
また明日!